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老後に不安を感じたら、早めに準備して

自営業者が自分の老後について考えるとき
に不安なのは、どれくらい貯金をしなけれ
ばいけないのか、ということだと思います。

国民年金にしか加入していないという自営
業者も多いと思いますが、40年間国民年金
の保険料を支払っても、満額で将来もらえ
るのは年に80万円(夫婦で160万円)ほど
です。

この金額では足りないという場合は早めに
老後のために準備をする必要があります。

自営業者には、掛け金が全額所得から控除
をすることができる、国民年金基金、個人
型確定拠出年金、小規模企業共済という
制度があります。

そして早めに準備をはじめるほど有利にな
るのです。

どういうことかというと、上記の3つの
制度の中で、個人型確定拠出年金と小規模
企業共済は、将来年金としてではなく
退職金のように一括で受け取ることもで
きます。

一括で受け取る場合は、退職所得控除が
適用されますが、掛け金を支払った年数
が20年以下か、20年を越えるかで差
があるのです。

<掛け金を払ったのが20年以下の場合>
40万円×年数の額が非課税
例)
15年間では600万円まで
20年間では800万円まで

<掛け金を払ったのが20年超の場合>
800万円+(70万円×年数)の額が非課税
例)
25年では1150万円まで
30年では1500万円まで

20年を超えると節税メリットが大きくなります
ので、毎月の掛け金は少なくても、早めにはじ
めた方が節税効果が高くなります。
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